結論:できるなら自分で作成する
ほとんどの人にとって、Googleアカウントは自分で作成するほうが賢明な選択です。費用はかからず、数分で済み、アカウントのあらゆる復旧用情報が最初から自分のものになります。個人のメール、写真、事業が依存するものを預けるアカウントであれば、作成済みアカウントの手軽さよりも、この主導権のほうがはるかに重要です。
それでも、マーケットプレイスで作成済みのアカウントを購入するのが妥当な場面はありますし、正当な理由で購入する人もいます。大切なのは、何を得て、何を手放すのか、そして入手後にどうやって本当に自分のアカウントにするのかを知っておくことです。このガイドでは、その三点を取り上げます。
自分で作成すれば十分な場面
アカウントの作成に必要なのは、名前、生年月日、そして新しいGmailアドレスか、使いたい既存のメールアドレスです。Googleから本人確認のために電話番号を求められることもあります。アクセスできなくなったときに頼るのはこれらなので、復旧用のメールアドレスと電話番号も追加しておく価値があります。Google Workspaceの組織内のアカウントは管理者が作成するため、勤務先や自分の会社でWorkspaceを使っているなら、ほかを探す必要はありません。
個人用アカウント、メインの事業用アカウント、ビジネスプロフィール、広告、アナリティクスのプロパティを所有するアカウント、そしてアクセスを失うと困るあらゆるアカウントには、自分での作成が明らかに適したルートです。誰がアカウントを設定したのか、元の情報をほかに誰が知っているかという疑問が一切残らない、唯一の方法でもあります。
主な欠点は手間です。複数のアカウントを用意するには時間がかかります。それぞれに別の情報が必要で、新しいアカウントが多い場合や普段と違う動きがある場合には、Googleが追加の確認を求めることもあるからです。この確認は悪用を防ぐためのものなので、回避しようとせず、尊重しましょう。
作成済みアカウントが選択肢になる場面
作成済みのアカウントに目を向けるのは、たいてい、正当なプロジェクトのためにアカウントが必要で、設定にかかる時間をかけたくないときです。たとえば、アプリのテスト用の別アカウント、副業のプロジェクト、仕事用ツールをメインのIDと分けておきたい場合などです。出品には、しばらく前に登録されたアカウントや、特定の国で登録されたアカウントを説明しているものもあり、それらの条件が実際の使い方に合うとき、購入者はそちらを選びます。
こうした条件に何ができるのか、現実的に考えましょう。古いアカウントも新しいアカウントと同じ規則に縛られ、スパムなどの悪用に使えば、同じように制限を受けることがあります。地域を限定したアカウントが役立つのは、実際に住んでいる、あるいは事業を営んでいる場所と合致している場合だけです。地域制限を回避する、過去の停止処分を逃れる、本人確認を迂回するために使うことは、Googleの利用規約に違反し、そのアカウントを失う近道です。どのルートを選ぶ場合でも、Googleの利用規約を読み、それに従ってください。
購入のトレードオフ
他人が作成したアカウントの最大のリスクは、見えない履歴です。どこで使われてきたかをすべて把握しているわけではなく、元の作成者が古い復旧用情報をまだ知っているかもしれません。だからこそ、納品直後の対応がとても重要です。また、購入したアカウントは、問題が起きても災難ではなく不便で済むような用途に限るのが賢明です。
Googleは急な変化も監視しています。新しい端末や場所からのサインイン、パスワードの変更、復旧用情報の差し替えを一度に行うと、セキュリティアラートや本人確認の要求が出ることがあります。これは通常の動作で、必ずしも何かがおかしいというサインではありませんが、初めてサインインするときは、納品された情報をすべて手元に用意しておく必要があります。
最後に、最も重要な資産は、自分や自社が作成し、完全に管理しているアカウントに置いてください。作成済みのアカウントは便利な道具になりえますが、ウェブサイトのアクセス解析、広告、顧客向けメールが依存する唯一の拠り所であってはいけません。
rStockで購入する前に確認すること
rStockは、独立したストアがGoogleアカウントを含むデジタル商品を販売するマーケットプレイスです。rStockはプラットフォームであり、販売者ではなく、Googleとは提携していません。ストアは販売を始める前にプラットフォームの承認を受ける必要があり、すべての出品は公開前に審査されます。ストアは納品する商品を出品とは別にアップロードし、システムは同じ商品が二人の購入者に販売されないようにします。
購入する前に、出品をよく読んでください。何が納品されるのかが正確に書かれているはずです。サインイン情報、復旧用メールアドレスが含まれるか、電話番号が紐づいているか、ストアが説明するその他の特性などです。必要な情報が書かれていなければ、含まれないものと考えて、別の出品を選びましょう。
次に、ストアそのものを見ます。公開プロフィールには、販売数、評価、保険残高が表示されます。保険残高はストアがプラットフォームに預けている資金で、信頼の目安のひとつです。レビューは納品後に購入者が投稿したもので、返金された注文にはラベルが付いているので、評価だけに頼らず、いくつか読んでみてください。スポンサー掲載にもラベルが付き、有料プランでも隠れた掲載順の優遇はありません。
購入と納品の流れ
購入や残高のチャージの前に、メールアドレスの認証が必要です。購入の支払いはrStockの残高からのみ行われ、残高は決済プロバイダーのCryptomus経由で暗号資産を使ってチャージし、USDTで反映されます。購入は一度に一つの商品で、必要な数量を選びます。
支払い後、納品された内容は注文ページに、その注文に紐づく納品記録として表示されます。代金は保留され、すぐにはストアへ支払われません。納品後に取引トラブルを申し立てられる期間は限られているため、アカウントは早めに確認してください。購入前のチャットも注文のチャットもなく、購入者とストアがメッセージをやり取りできるのは申し立てた取引トラブルの中だけなので、判断の拠り所は出品の文面になります。
取引トラブルでは、最初にストアが回答します。合意できなければ、モデレーターを呼ぶことができます。取引トラブルは、全額返金、一部返金、ストアへの代金の解放、または分割のいずれかで終わることがあり、返金はrStockの残高に戻ります。すべてが問題なく動いたら、次の購入者のためにレビューを投稿することもできます。
納品直後にアカウントを保護する
普段使う端末からサインインし、Googleから何かの確認を求められたときのために、納品された情報を手元に置いておきます。それから、パスワードをパスワードマネージャーに保存した長くて他と重複しないものへ変更し、復旧用のメールアドレスと電話番号を自分のものに差し替えます。これを済ませるまでは、古い復旧用情報を知る人なら誰でも、アカウントを取り戻そうとするおそれがあります。
次に、自分の携帯電話、認証アプリ、パスキーのいずれかで2段階認証プロセスを有効にします。Googleアカウントのセキュリティ設定で、ログイン済みの端末の一覧を見直し、見覚えのないものはログアウトします。自分が許可していないアクセス権を持つサードパーティのアプリやサービスも削除してください。Gmailの設定では、自分が作成していない転送先アドレス、フィルタ、委任されたユーザーがないかを確認しましょう。これらはメールのコピーをひそかに別の場所へ送れるからです。
最後に、Googleのセキュリティ チェックアップを実行し、アカウントの復旧用情報が今どこを指しているかを控えておきましょう。これらはすべて速やかに行ってください。アカウントが出品内容と合わない場合やサインインできない場合は、納品後の限られた期間が残っているうちに、取引トラブルを申し立てましょう。