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TelegramとDiscordの違い:コミュニティに合うのはどちら?

コミュニティ運営はTelegramかDiscordか。構造、モデレーション、音声とビデオ、ボット、見つけやすさを比べ、両方を使う場合の考え方も紹介します。

目次

コミュニティの考え方が違う二つのサービス

Telegramはモバイル向けのメッセンジャーとして始まり、その周りにコミュニティ向けの機能が育ってきました。基本の単位は、管理者から購読者へ投稿を配信するチャンネルと、全員が発言できるグループです。Discordはゲーマー向けのボイスチャットとして始まり、あらゆる種類のコミュニティの拠点へと成長しました。基本の単位はサーバーで、カテゴリーに整理された多数のテキストチャンネルとボイスチャンネルを持ち、ロールによって誰に何を見せるかが決まります。

この違いが、そのほかのすべてを形づくっています。Telegramのコミュニティは、ほかのチャットの合間にスマートフォンで確認するフィードのような感覚になりがちです。参加も追いかけるのも手軽で、構造は軽めです。Discordのサーバーは、足を運ぶ場所に近く、見て回れる場所も、参加の方法も、設定すべきことも多くなります。

構造と整理のしかた

Telegramでは、お知らせ用のチャンネルを一つ置き、そこに紐づけたディスカッション用グループで購読者が投稿にコメントする、という構成が一般的です。グループでは「トピック」を有効にでき、質問、フィードバック、雑談といったスレッドにチャットを分けられます。メンバーは招待リンクをタップするだけで参加でき、管理者が許可していれば過去のメッセージも読めます。

Discordははるかに多くの構造を用意しています。サーバーには、テキストチャンネル、ほかのサーバーがフォローできるアナウンスチャンネル、整理された議論のためのフォーラムチャンネル、スレッド、ボイスチャンネル、講演向けのステージチャンネルを置けます。ロールによって、各メンバーが見られるチャンネルと実行できる操作が決まるので、一つのサーバーに、公開のロビー、顧客やサポーター向けの非公開エリア、スタッフ専用の部屋を共存させられます。

明確な階層や、並行して進む多くの会話が必要なコミュニティには、Discordのほうが自然に対応できます。更新情報を発信するのが中心で、その下での気軽な議論を望むなら、Telegramのほうが運営しやすいでしょう。

モデレーションの道具

どちらのサービスでも、特定の権限を持つ管理者を任命できます。Telegramには、スローモード、メンバーが投稿できる内容の制限、管理者の承認が必要な招待リンク、大規模グループ向けの内蔵スパムフィルターがあります。多くの管理者は、キャプチャ、ウェルカムメッセージ、リンクのフィルタリングを行うモデレーション用のボットも追加しています。

Discordのモデレーションは、より細かく設定できます。ロールとチャンネルごとの権限を細部まで調整でき、AutoModはキーワード、スパム、大量メンションを誰かの目に触れる前にブロックできます。サーバーの認証レベルで、メールアドレスや電話番号の認証済みであることを参加の条件にでき、監査ログにはモデレーターの操作が記録されます。オンボーディングの質問を使えば、新しく入った人を関心のあるチャンネルへ案内することもできます。

大規模で動きの速いコミュニティなら、この奥行きがモデレーターの手間を大きく減らしてくれます。お知らせを読むことが中心の小さな集まりであれば、Telegramの軽めのツールで足りることが多いでしょう。

音声、ビデオ、ライブイベント

Discordは音声を中心に作られています。ボイスチャンネルは常時開いている部屋で、メンバーは出入り自由です。ビデオや画面共有にも対応し、ステージチャンネルでは、話し手と聞き手に分かれた講演を開けます。一緒に過ごしたり、遊んだり、作業したり、定期的にライブのセッションを開いたりするコミュニティにとって、これがDiscord最大の強みです。

Telegramも、グループでの音声チャットとビデオチャット、チャンネルでのライブ配信に対応しており、質疑応答、ウェビナー、定期的な近況報告といった予定されたイベントに向いています。これらは常設の部屋ではなく、特定のタイミングのために管理者が開始するものです。普段は読むだけで、時々ライブに参加する、というタイプの読者に合います。

ボットと連携

どちらのサービスにも、充実したボットのエコシステムがあります。TelegramのBot APIは始めやすく、ボットはTelegram内でミニアプリを開くこともでき、企業はそれをショップ、予約、サポートに使っています。そのため、Telegramのボットは、カスタマーサービス、通知、シンプルな販売の流れによく合います。

Discordのボットは、コミュニティの運営に重点を置いています。ロールの付与、モデレーション、レベル、イベントの日程調整、音楽やゲームとの連携などが、メッセージ欄から探せるスラッシュコマンドで使えます。既製のDiscordボットを提供するサービスも多く、小さなサーバーでも、コードを書かずにサポートチケット、ウェルカムの流れ、ログを用意できます。

見つけやすさとプライバシー

公開のTelegramのチャンネルやグループにはユーザー名があり、アプリ内の検索で見つけられます。公開チャンネルの投稿は、参加する前にWebでプレビューできます。リンクを一つ共有すれば、相手は中を見て、そのまま購読できます。これに対してDiscordのサーバーは、招待制が中心です。Discordの要件を満たすコミュニティサーバーはサーバー ディスカバリーに掲載されますが、成長の多くは、自分のWebサイト、SNSのプロフィール、ほかのコミュニティで招待リンクを共有することから生まれます。

プライバシーに対する考え方も異なります。Telegramのアカウントは電話番号に結び付いていますが、メンバーは番号を非表示にして、ユーザー名を使えます。Discordのアカウントは通常メールアドレスで登録し、電話番号が必要になるのは、サーバーの設定やDiscord自身の確認で求められたときだけです。どちらも匿名の空間ではありません。どちらでも、コミュニティのルールをはっきり公開し、メンバーの情報を集めるなら、その扱いを説明しておきましょう。

両方を使うのはどんなとき?

多くのプロジェクトは、それぞれの得意分野を生かして、結局は両方を使うことになります。よくあるのは、モバイルで素早く届くお知らせにTelegramのチャンネルを使い、より深い議論、音声イベント、サポートチャンネルを求める熱心なコアメンバーにはDiscordのサーバーを使う、という形です。固定した投稿やウェルカムメッセージで、それぞれの参加者を相手側にも案内しましょう。

二つのコミュニティを運営すれば、モデレーションの作業も倍になります。重要なお知らせは一か所を正本にして、そこから転載し、両方で同じ基本ルールを使い、どちらにも十分な数の活動的なモデレーターを置いてください。両方に人を割けないなら、参加者がすでに多くの時間を過ごしているほうを選び、そちらをしっかり運営するほうが得策です。

どちらの場合にも当てはまる基本があります。管理者のアカウントは二要素認証で守り、信頼できないボットにはフル管理者権限を与えず、自分で登録したアカウントでも別の入手先から得たアカウントでも、そのサービスの利用規約に沿って使うことです。コミュニティ運営のために別のアカウントが必要なら、rStockのTelegramとDiscordのカテゴリーには、出品が公開前に審査される独立ストアの商品が並んでいます。rStockはTelegramやDiscordとは提携していません。

よくある質問:TelegramとDiscordの違い:コミュニティに合うのはどちら?

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