無差別な連絡ではなく、許可から始める
Telegramで見込み客を失う最も早い方法は、いきなり連絡することです。頼んでいないメッセージは報告され、報告はアカウントの制限やBANにつながり、連絡を受けた人はあなたのブランドを悪い形で記憶します。グループからメンバー一覧を収集して全員に書き込むことや、知らない人を自分のグループに追加することも同じ扱いで、Telegramの規約に反します。
価値のあるリードとは、自分の意思でこちらの話を聞こうとしてくれた人です。チャンネルに参加した、ボットを開始した、フォームに記入した、グループで質問した、といった人たちです。以下はすべて、そうした場面を増やし、うまくフォローアップする方法についての内容です。一斉送信ツールよりも準備に時間はかかりますが、得られるリードは温度が高く、アカウントも健全に保てます。
チャンネルを拠点にする
公開チャンネルは、Telegramでうまくいっている導線のほとんどで中心にあります。チャンネルの名前と説明で、「小規模なネットショップ向けの実践的なヒント」のように約束を明確にしましょう。そして、自分が何者で、購読者は何を得られ、次に何をすればよいかを説明する短い投稿を固定します。この固定投稿は、公開後も長く訪問者を購読者や見込み客へと変え続けます。
顧客がどのみち検索するような内容を投稿しましょう。よくある質問への回答、短い事例、舞台裏の様子、誠実な比較などです。集中的に投稿するのではなく、一定のリズムを保ちます。役に立つ投稿は、具体的な行動をひとつだけ促して締めくくります。たとえば、ボットを開始してチェックリストを受け取る、自社サイトのフォームから通話を予約する、といったものです。
ディスカッション用のグループをチャンネルにリンクして、コメントを有効にしましょう。コメント欄の質問は、最良のリードになることもあります。相手が公の場で関心を示してくれているからです。すばやく答え、役に立つなら、ボットや自社サイトで続きを話すよう誘いましょう。
コミュニティには正しい形で参加する
顧客がすでに話をしているニッチなグループは価値がありますが、それは広告主としてではなくメンバーとして振る舞う場合に限ります。まずルールを読んでください。リンクや宣伝を完全に禁止するグループや、専用のトピックでのみ許可するグループは多くあります。質問にはていねいに答え、実際の経験を共有し、営業はプロフィールと自己紹介に任せましょう。
他人のグループに頼るよりも、自分のグループを運営するほうが効果的なことは少なくありません。トピック機能をオンにしたグループは小さなフォーラムのように働き、自己紹介、質問、お知らせのスレッドを分けられます。残って質問してくれるメンバーは購入意欲を示しており、オファーを作る前に、彼らが何に困っているのかも分かります。
競合せずに同じ読者層に向けたチャンネルとの提携もうまくいきます。共同のライブ配信、ゲスト投稿、相互紹介などです。条件は率直に取り決め、宣伝の投稿はその旨を明示して、読者が何を見ているか分かるようにしましょう。
相手が自分で開始するボットを使う
Telegramのボットは、一度も開始していない相手には書き込めません。このルールはあなたに有利に働きます。ボットは許可を得る入力フォームになります。ユーザーが「開始」をタップし、約束したものを受け取り、会社の規模、予算の目安、解決したい課題など、いくつかの絞り込みの質問に答えます。その回答から、個別にフォローアップすべきリードが分かります。
流れは短く、相手に敬意を払ったものにしましょう。何を、どのくらいの頻度で送るのかを説明し、必要なデータだけを集め、プライバシーポリシーへリンクし、停止コマンドや配信停止ボタンなど、やめる方法をはっきり示します。あなたとリードの所在地によっては、データ保護法がこれらを義務づけている場合もあります。
ボットのリンクにはスタートパラメーターを付けられるため、投稿、広告、提携先ごとに別のリンクを作り、それぞれのリードがどこから来たかをボットの記録で確認できます。何がうまくいっているかというあいまいな感覚が、行動に移せる数字に変わります。
Telegramに合ったリードマグネット
リードマグネットとは、登録と引き換えに相手が受け取る価値あるものです。Telegramで最もうまくいく形式は、短くて、すぐに役立つものです。ボットがファイルとして送るチェックリストやテンプレート、数日かけてメッセージで届ける短期講座、録画したワークショップ、初期の顧客向けの非公開グループへの参加権などです。
最終的に販売するものに合わせてマグネットを選びましょう。マーケティング会社ならコンテンツカレンダーのテンプレート、ソフトウェア会社ならセットアップガイド、ネットショップなら新コレクションの先行アクセスが考えられます。登録した時点でできるだけ早く届け、その後は、すぐに売り込むのではなく、活用を助けるメッセージを一、二通送ります。
有料のリーチ:Telegram広告とスポンサー投稿
Telegramには独自の広告プラットフォームがあり、大規模な公開チャンネルに短いスポンサーメッセージを表示できます。特定のチャンネルやトピックなどのターゲティングも可能です。まだフォローしていない人にリーチし、あなたのチャンネルやボットへ直接誘導できるため、導線全体をTelegramの中で完結させられます。予算を立てる前に、Telegramの公式広告ページで現在の要件とルールを確認してください。
他人のチャンネルへの有料投稿も、よく使われるもうひとつの方法です。支払う前に、最近の投稿の閲覧数を購読者数と比べ、コメントが本物の会話に見えるかを確認し、読者層が自分の狙いに合っているかを確かめましょう。偽の購読者で水増しされたチャンネルは存在し、そこに使ったお金では本物のリードはほとんど、あるいはまったく得られません。有料掲載は正直に表示し、それぞれに専用の計測用リンクを付けてください。
測定し、整理し、改善する
推測ではなく、各段階を測定しましょう。名前を付けた招待リンクを使えば、どの流入元から何人がチャンネルに参加したかが分かり、管理者の承認を必須にした招待リンクなら、参加前に誰が参加したがっているのかが分かります。ボットのスタートパラメーターは、どの投稿や広告が各リードをもたらしたかを示し、分析ツールのキャンペーンタグは自社サイトへのリンクをカバーします。チャンネルが成長すれば、Telegram内蔵の統計から、閲覧数、共有数、フォロワーの推移も分かります。
少数の指標を継続的に追いましょう。流入元ごとの新規購読者数、ボットの開始数、絞り込みの質問への回答完了数、そしてそのうち顧客になったリードの数です。広告や提携に使った費用と、それぞれがもたらしたリードを比べれば、どの流入元にもっと投資すべきかが分かります。
最後に、オーディエンスを健全に保ちましょう。配信停止の希望にはすぐに応じ、反応のない相手へのフォローアップはやめて、自分のグループから偽のメンバーや動いていないメンバーを外します。話を聞きたいと思ってくれる少数の人々は、決して買ってくれない大勢よりも価値があります。事業用に別のTelegramアカウントを運用する場合は、安全に保ち、Telegramの利用規約に沿って使ってください。