Perplexityとは
Perplexityは、AIを活用した検索サービスで、開発元は「アンサーエンジン」と呼んでいます。リンクの一覧を返して一つずつ開かせるのではなく、質問に合わせて検索を実行し、最も関連するページを読み、使った情報源を指す番号付きの引用を添えて、平易な言葉で直接的な答えを書きます。
従来の検索エンジンとチャットアシスタントの中間にあたるサービスです。検索エンジンのように、モデルが学習時に覚えたことだけでなく、最新のウェブページを土台にします。チャットボットのように、文章での質問を理解し、会話の文脈を覚え、要約、比較、説明ができます。ウェブ、スマートフォンやパソコン向けのアプリ、同社のブラウザで使えます。
答えはどのように作られるか
質問すると、Perplexityはそれを一つ以上の検索クエリに変え、自社のインデックスとより広いウェブからページを取得し、最も関連する箇所を言語モデルに渡します。モデルはその箇所に基づいて答えを書き、通常は文の後ろに小さな番号として表示される引用と、参照した情報源の一覧を付けます。
この方式は検索拡張生成と呼ばれることが多く、モデル単体では知らないかもしれない最近の出来事、製品の詳細、ニッチな話題にPerplexityが強いのは、この仕組みのおかげです。同時に、弱点の理由でもあります。答えは見つかったページの質を超えることはなく、モデルが情報源の内容を読み違えたり、大げさに述べたりする可能性も残ります。
難しい質問には、より徹底したオプションがあります。より深い検索モードは、複数の検索を順に実行し、進めながら計画を練り直します。リサーチモードは、数分かけて多くの情報源を読み、長めのレポートにまとめることもあります。単純な調べ物には素早い標準設定を、幅広さが必要なときは深いモードを使い分けてください。
追加質問、スレッド、スペース
質問するたびにスレッドが始まり、同じことを繰り返さずに追加の質問を続けられます。たとえば「小規模事業者の場合は?」「二つの選択肢を表で比較して」「この中でいちばん新しい情報源はどれ?」などです。Perplexityは前の文脈を保ち、必要に応じて新しい検索を行います。各回答の下に提案される関連質問は、まだよく知らないテーマを掘り下げるのに便利です。
探す範囲を誘導することもできます。ソースのオプションで、学術論文やコミュニティの議論など特定の種類の資料を優先でき、公式ドキュメントや特定の国の情報源に頼るよう頼むなど、条件を質問にそのまま書くこともできます。スペースを使うと、一つのプロジェクトのスレッドをまとめ、独自の指示やファイルを加え、後で調査に戻れます。
スレッドは既定でライブラリに保存されるため、以前の調査を簡単に見返せます。特定の検索の記録を残したくない場合は、シークレットモードなどのプライバシー設定をアプリで確認し、保存された履歴を時々整理してください。
情報源の確かめ方
引用はPerplexityの最大の利点ですが、それは使ってこそです。重要な主張については、引用を開いて、それが指す箇所を探してください。情報源が少し違うことを述べていたり、製品の古いバージョンを説明していたり、その主張にまったく触れていなかったりすることがあります。引用はモデルがどこを見たかを示すもので、隣の文が正しいことの証明ではありません。
情報源そのものも、どんな調査でもそうするように評価しましょう。公式ドキュメント、法律、企業の発表、原典の研究といった一次情報を、それらを要約するブログより優先します。日付も確認してください。古いページと新しいページが混ざった答えになることがあります。引用がすべて一つのサイトからだったり、フォーラムだけだったり、内容の薄い低品質なページに見えるものだったりするときは、慎重になりましょう。
重要な判断では、主要な事実を少なくとも二つの独立した情報源で確認し、要約に頼らず原典を読んでください。答えがおかしいと感じたら、「この文を裏づけるのはどの情報源?」と追加で尋ねるか、質問の言い方を変えてみます。検索が変われば、より良い資料が出てくることがよくあります。
Perplexityが役立つ場面
Perplexityが光るのは、出典付きの概要をすばやく知りたいときです。新しいテーマを理解し始める、製品やサービスを比べる、最近のニュースに追いつく、製品ドキュメントの該当箇所を探す、文章を書く前に背景を集める、といった場面です。すべての答えにリンクが付くので、より深く読むための出発点にもなります。
検索に依存しない作業、たとえば創作、長い文書の下書き、自分のファイルを一段ずつ編集する作業には向いておらず、そうした場面では汎用のチャットアシスタントのほうが使いやすいかもしれません。専門家の助言の代わりにもなりません。医療、法律、金融の質問では、資格のある専門家に会う前に良い質問を用意するために使い、専門家の代わりにはしないでください。
ツールを組み合わせて使う人も多く、Perplexityで調べて情報源を集め、チャットアシスタントで、確認済みのメモを完成した文章に仕上げます。この組み合わせは、執筆を始める前に事実を確認している限り、うまく機能します。
無料版と有料版
無料版は、追加質問と引用付きの日常的な検索をカバーし、より徹底した検索モードやリサーチモードは限られた回数で使えます。Proと呼ばれる有料プランは、その利用枠を大きく引き上げ、回答を書かせる高度なAIモデルを、Perplexity自社のものを含め、複数の開発元から選べるようにします。ファイルのアップロードで分析できる量も増え、画像生成などの追加ツールも加わります。さらに上位のプランや、組織向けのプランもあります。
プラン名、上限、含まれるモデルの一覧は定期的に変わるので、申し込む前にPerplexity公式サイトの最新の比較を確認し、公式のウェブサイトかアプリからだけ申し込んでください。プロモーションで、他のサービスとセットにしてProの期間が提供されることもありますが、無料アップグレードを有効にするためにパスワードを求めるオファーは、フィッシングです。
アカウントは、ほかのオンラインアカウントと同じように扱いましょう。使い回していない強力なパスワードか、信頼できるサインインプロバイダーを使い、ログイン情報を他の人と共有せず、Perplexityの利用規約に従ってください。rStockはPerplexityと提携していません。
より良い答えを得て、プライバシーを守る
専門家に尋ねるつもりで、背景を添えて質問を書きましょう。「おすすめのノートパソコン」とだけ書く代わりに、「学生の予算で動画編集に向いている軽量なノートパソコンは、最近の独立したレビューによるとどれ?」のように書きます。最新性が大切なら時期を指定し、複数の選択肢を比べるなら表を頼み、確立した事実と意見を分けるよう求めます。最初の答えが的外れなら、やり直さずに追加質問で絞り込んでください。
入力したものはすべてPerplexityのサーバーに送られることを忘れないでください。個人情報、パスワード、機密の業務情報は検索に入れず、データがサービスの改善に使われてよいかを制御する設定を含め、アカウントのプライバシー設定を見直しましょう。このように使えば、Perplexityは、情報源をいつでも自分で確かめられる、素早い調査の相棒になります。